1955年東京生まれ、東京藝術大学音楽学部(楽理科)卒。1980年カナダ政府招聘留学、1982年ヨーク大学大学院芸術学部修士課程修了。1984年東京藝術大学大学院音楽研究科修了。2001年大阪芸術大学博士号(芸術文化学)取得。 西洋近代文明の「枠組み見直し」にも繋がるサウンドスケープ概念を研究し、それを手がかりに、自然環境に根ざした生活文化の継承や新たな活用を視座に入れた環境デザイン、まちづくりやワークショップ、コミュニティ・アート等のプロジェクトを展開している。同時に、そのコンセプトを踏まえ、現代社会にさまざまな形で内在する環境文化資源を引き出し、それを新たに展開する方策の創造・提案に取り組んでいる。 専門はサウンドスケープ論、サウンドスケープデザイン。サウンドスケープ研究機構・鳥越けい子アトリエ主宰。聖心女子大学教授を経て、青山学院大学総合文化政策学部教授。日本サウンドスケープ協会代表理事。音風景研究家。風聴亭(自らの生活実践の場)亭主。



 

● MAIN WORKS

デザイン等のプロジェクト
・西鶴屋橋音響計画(1988)
・横浜博覧会会場音響計画(1989)
・瀧廉太郎記念館庭園音環境計画/再整備 (1992/2012)
・立山博物館野外施設:曼荼羅遊苑音環境デザイン(1995)
・SCAPEWORKS 百軒店-円山町(2009- )
・池の畔の遊歩音楽会 (2010 – 2021)

研究・論考
・『サウンドスケープ:その思想と実践』(1997年、鹿島出版会) 単著
・『サウンドスケープの詩学:フィールド篇』(2008年、春秋社)単著
・『波の記譜法-環境音楽とは何か』(1986年、時事通信社)共編著
・マリー・シェーファー著『世界の調律—サウンドスケープとはなにか』(1986年、新装版、2022年、平凡社)共訳書
・マリー・シェーファー著『サウンドエデュケーション』(1992年、春秋社) 共訳書
・音の風景からたどる都市 単著『21世紀の都市社会学 第3巻 都市の読解力』(1996、勁草書房) 所収
・音の風景:モースが聴いた明治の音 『日本史の環境 (日本の時代史29)』(2004、吉川弘文館)所収
・半鐘のサウンドスケープ 『火の見櫓:地域を見つめる安全遺産』(2010、鹿島出版会)所収
その他、論文やエッセイ等、多数執筆。